調性と曲の印象

e-moll

調性を持った音楽は、音階によって曲の印象って全然変わります。クラシックでは調性が特定の情景や印象を表現するのに使われてきたりもしたそうです。

たとえばレから始まるニ長調は「祝典的で明るく、喜びや勇壮さ」を表し、ニ短調は「人間の激昂や恐怖、死」などを表すそうです。ニ長調はエルガーの「威風堂々第1番」、ニ短調はバッハの「トッカータとフーガ」(鼻から牛乳ー♪と唄ったのは嘉門達夫)などが挙げられますが納得ですね。

音階の中には、昔は演奏しづらくて使われなかったけれど、楽器の発達とともに使われるようになったものもあります

変ロ短調(b-Mol)はバイオリンで演奏すると開放弦が少なくて弾きづらいので、18世紀まではあまり使われなかったそうです。ロマン派以降ではうすぼ んやりした感じが好かれたのかどうか知りませんが、よく使われてます。現代だと「Merry Christmas Mr. Lawrence(坂本龍一)」が有名です。

僕はホ短調(e-Mol)が一番好きです。とても鋭い音がします。ちなみに長音階でも同主調のホ長調(E-Dur)が一番好きです。いいですね、「E」だけに(?)。

ちなみにここで挙げた音階は全部僕の楽曲でも使っています。僕が使うとこんな感じになります。(出てきた順)

D-Dur(ニ長調)

d-Mol(ニ短調)

e-Mol(ホ短調)

E-dur(ホ長調)

b-Mol(変ロ短調)

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