Notion 6 入力効率化のためのキーボードショートカット(基本編)

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Presonusのノーテーションソフト「Notion 6」には、入力をスムーズに行うためにキーボードショートカットが割り当てられています。今回は特に使用頻度が高い、音価や演奏記号、臨時記号、強弱記号などの入力方法についてまとめます。

1.ノートバリュー(音価)

  • 全音符      : w
  • 2分音符    : h
  • 4分音符    : q
  • 8分音符    : e
  • 16分音符  : s
  • 32分音符  : t
  • 付点入力  : d

いずれも英語の序数詞イニシャルを取ったものです。全音符は英語で「whole note」、2分音符は「half note」、4分音符は「quarter note」(4分の1)、8分が「eighth note」、16分が「sixteenth note」、32分が「thirty-second note」となっており、呼称を理解しておけば覚えやすいでしょう。ちなみに64分、128分は使用頻度が低いですが、いずれも64分が「j」、128分が「shift + j」となっています。これらは空いているキーが宛がわれているものと思われます。

付点音符を入力したい場合は、任意の音価をキーボードで選択してから【d】を押すことで付点入力モードに切り替えられます。1度押すと付点音符、2回押すと複付点音符、3回押すと通常の音符入力モードとなります。

また、同じ長さの休符を入力したい場合、それぞれのキーをもう一度押すと、休符の入力モードへと切り替わります。

2.演奏記号

  • タイ      : shift + t
  • スラ―  : shift + s

いずれも、【shift】キーを押しながらそれぞれの英語表記のイニシャルを押すことで入力モードに入ります。

3.臨時記号

  • フラット(♭)    : 2 (“)
  • シャープ(#)    : 3 (#)
  • ナチュラル           : 4 ($)

ダブルフラット、ダブルシャープの場合、それぞれのキーを2回押すことで入力モードに入ります。なお、ノートをクリックし選択した状態(オレンジ色の状態)で【shift + ↑/↓】キーを押すと、半音ずつキーを変化させることも可能です。

4.強弱記号

ダイナミクスを強めたい場合(フォルテ系)、キーボードの【f】を繰り返し押します。反対にダイナミクスを弱めたい場合(ピアノ系)、【p】を繰り返し押します。以下の順番で、強弱記号が表示されます。

  • フォルテ系: f → ff → fff → ffff → mf
  • ピアノ系 : p → pp → ppp → pppp → mp

クレッシェンド、デクレシェンドは次の通りです。形の似ている半角【<】【>】と対応しています。

  • クレッシェンド: shift + <
  • デクレシェンド: shift + >

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